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Qtの戯言

デバッグ

Windows + Qt + Visual Studio な環境で、Qt Creatorでデバッグする(CDB)

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Visual StudioとQtをインストールしただけでは、デバッグできない

Visual StudioとQtのみインストールした環境で、Qt Creatorからデバッグしようとすると、アプリケーション出力欄に「Unable to create a debugging engine.」と表示され、デバッグすることが出来ません。

ここでは、Microsoftが提供するCLI版デバッガのCDBをインストールし、Qt Creator上でデバッグ出来るようにしたいと思います。
ちなみにCLIとはコマンドラインインターフェースの略で、簡単に言うと、Qt CreatorからCDBに対してコマンドを投げてデバッグし、CDBから結果を受け取ってQt Creator上に表示している、という感じですね。

 

CDBのダウンロードとインストール

Visual StudioとQtのみをインストールした環境に、後からCDBをインストールしてデバッグすることも、もちろん可能です。

まずは、こちらのページの少し下にある「インストーラーをダウンロードする」と書かれたボタンをクリック。

 

ダウンロードされた「winsdksetup.exe」を起動し、最初に表示される画面で「Continue」をクリック。

 

「Next」をクリック。

 

色々チェックが入っていますが、CDBのみをインストールするのであれば、「Debugging Tools for Windows」にチェックを入れ、その他のチェックを外し、「Download」をクリック。

 

ダウンロードが完了すると、ダウンロードされたフォルダの場所が表示されるので、確認して「Close」をクリック。

 

先ほど確認したフォルダを開くと、最初にMicrosoftのHPからダウンロードした「winsdksetup.exe」と同名のファイルがありますが、これは使用しません。
同じ場所に、「Installers」というフォルダがあるので、開きます。
※なお、デフォルトでは、「ダウンロード」フォルダのWindows Kits → 10 → WindowsSDKの中にダウンロードされています。

 

フォルダを開くと沢山のファイルがありますが、その中の「SDK Debuggers-x86_en-us.msi」を実行します。

 

実行すると、プログレスバーのあるダイアログが出現しますが、特に何かしら操作することなく、インストールが終われば勝手に消えます。
ここまでで、CDBのインストールは完了です。

 

Qt Creatorでデバッグ

まずはQt Creatorを起動し、CDBが認識されているか確認します。
Qt Creatorを起動させたままCDBをインストールした人は、一度Qt Creatorを終了し、再度起動して下さい。
起動後、メニューバーの「ツール」→「オプション」をクリックし、表示された「オプション」画面左ペインの「Kits」を選択、その後「デバッガ」タブを選択して下さい。
CDBが正しくインストール出来ていれば、自動検出欄にCDBのパスが表示されています。

 

後は、プロジェクトを開き、適当な箇所にブレークポイントを張り、Qt Creator左下の金槌アイコンの上のアイコンをクリックするか、またはF5キー押下でデバッグ実行することが出来ます。

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